アミ小さな宇宙人

イントロダクション

十歳の子どもにとって、一冊の本を書くことは、けっしてやさしいことではない。

この年ごろはだれも文学についてよく知らないしまた、ほとんど興味ももっていない。でも、ぼくはそれをどうしてもしなければならない。

だって、アミが、もういちど、彼に会いたいなら、彼といっしょに過ごしたあの体験を、一冊の本に書かなければならないと言ったからだ。

でも、たいていのおとなにとって、おそろしいことのほうが、すばらしいことよりも、ずっと信じやすいことだから、ほんのひとにぎりのおとなしかぼくを理解しないだろう、とアミは言った。

また、アミは、ぼくに問題がふりかからないように、つぎのように言うことを忠告してくれた。

これから語るすべてのことは、ぼくのたんなるファンタジーにすぎず、子どものためのおとぎ話だと。

彼の言ったとおりにしよう。

そうこれは、まったくのおとぎ話です。

注意おとなのみにむけた

読みつづけないように!

きっとおもしろくないでしょう。

ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。

この青く美しい、まるい地球の

未来の後継者であり

また、兄弟間に争いのない

新しい地球の建造者である

すべての国の

さまざまな年齢の

子どもたちに捧げる

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